コラム ― ポーランド・ドイツ、アウシュビッツの旅

中野さなえと子育て、ホット一息

クラクフに到着しました

     成田で出発前。7時半。石坂ちほさんと。

 インターネットが通じました! ポーランドのクラクフに着きました。

 今回の旅は、いつものように自分たちで企画したものではなく、「たびせん」旅行会社の計画に乗りました。

 30人ほどの団体ですね。

 ドイツ文学訳者の池田香代子さんが同行し、池田さんのはなしもあります。

 また、あの凄惨なヒトラーの残虐な行為を許さず、戦争を二度と起こさないために作られた組織、「償いの証」の事務局の方と懇談もあります。

 成田発9時55分の便で、フランクフルトで乗り継ぎクラクフに到着したのが日本時間で午前1時、現地時間は午後6時でした。

 エコノミークラスでの長時間は毎回結構大変だと思います。せめてビジネスクラスで移動したいものです。

 今晩はホテルに入って食事して寝るだけでした。

 夕食のメインデッシュ。ジャガイモのニョッキとチキン。紫キャベツの酢炒め煮のようなもの。フィンランドでもデンマークでも、大体このパターンでした。チキンがポークやスーセージなどの代りますが。和食のすばらしさを実感します。

 はたして旅の間、私は堪えられるでしょうか!!今回はインスタント味噌汁を忘れてしまった!!      

 クラクフの街は人口70万人ほど、ワルシャワに続き第2の都市になっています。

 中世の頃は都があったところなので、ホテルに向かう風景も古い建造物などで趣のある町でした。

 同時に、ユダヤ人が多く住んでいたところでもありますが、ユダヤ人街には大虐殺でユダヤ人がいなくなり、今ではそれ以外に方々の住む場所となっていました。

 ホテルはゲットーの真ん中にあリました。ですから、周りはお土産を買う場所などはなにもありません。

 明日はアウシュビッツ見学です。では、また明日。

       (2015年5月22日  記)

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